これは息子の口癖なんだが、息子のレベルは置いといて、、、
この言葉、宮崎駿がよく言葉。
テレビの密着取材でアニメ作成の日々を特集したのを観るのが好き。
あの巨匠と言われる宮崎駿が
「面倒くさい、、あ〜面倒くさい」とタバコを吸いながらぶつぶつ・・
テレビで見た作業ひとつひとつは”小さい”。
プロの集団なのでやっている量は膨大すぎるし、
それをなんとかする技術、才能をもっているけど、
ひとつ、ひとつは時間をかければできそうなこと。
(たいぶ乱暴な言い方ですみません)
大きい作品に作り上げるのはプロ。
人がもがいているのを見ると、なんとなく自分のやってみようという気が起きる。すごい職人でも小さい過程から素晴らしいものを作り上げる。
宮崎駿が言うことばで印象的なのは、
”面倒くさいというと言う自分の気持ちとの戦いなんだよ”
”「面倒くさかったらやめれば?」
「うるせいな」ってそういうことになる。”
これ息子によく言うけど、面倒だから文句いってる。やめたいなら言わないか。やり続けたいからこの言葉が出る。
”世の中の大事なことってたいてい面倒くさいんだよ”
”才能はたいていの人が持っているんだけど、 才能のあるなしじゃなくて、それを発揮する エネルギーがあるかどうか "
この言葉がガツンとくる。
で、”半分諦めている”私なんかは、そんな特集を観て自分を奮い立たせる。
効力、2日ぐらい(笑)
人が努力しているのを観て頑張れるのは大人だけかな。
息子は逆に”嫌味”に感じるみたい。「あーどうせ」と受け止める。
これは間接的に”比較”しているのかもしれない。
対象が子供だと「この子達はすごいね」と比較されるのはだめだと言われているのに近い。
つい最近NHKであった ”奇跡のレッスン”
これを見せようと思ったらガチに拒否った。
サーシャ・バインが大阪の高校生女子のコーチをする番組。
彼女達と比較するんじゃなくて、サーシャ・バインがいっている言葉が参考になると思って見せたかったんだが、逆効果だった。
息子に響いているのがアニメ。
アニメ観賞、ゲームは1日中やってる。
戦い系が好きな息子はノルマンディーが舞台になっていたりするゲームをやっているが、かなり忠実に再現されているゲームで歴史にも少し詳しくなってる。
(無理にポジティブになっている自分)
今停滞していることに対して面倒くさいと言う。
ゲームはいくらでも繰り返しやり直しができる。やればやるほどレベルが上がる方式だし、結果に文句は言われない。だから面白いんだろうな。
昔のDVDを出して宮崎駿の特集でも見よ。