息子は生涯スランプじゃないかと思うくらいずっと低空飛行を続けている。
以前にクラムジーについて息子の様子を書いたが、
ずっと競技を続けていると低迷期は必ず来ると思う。
息子の低迷は受験、体格の変化、環境の変化の影響がある。
中学1年になってからよく頭痛、お腹が痛いなど学校を休んだ。
テニスだけじゃないのが難しいところ。
あれだけ得意だった算数が中学になると数学がわからなくなった。
これで勉強のテンションは地球の裏まで落ちた。
そこで頑張れば、、、と思うのは親。
でも努力って余力があるときにできるもので、
アップアップの時はできないよ。
息子は志望校は落ち、テニスは低迷、滑り止めの学校でも
成績が落ちていく。
凍った袋に無理やり物を詰めるようなもので割れちゃう。
日本の悪い癖は1人の成功例を真似したがること。
同じレールを選べば同じように成功すると勘違いしている。
やっている人間は違うのに。。。
今いるスクールのコーチは沢山の選手を見てきているが、
ぼそっと言った一言が忘れられない。
「ぼぉ〜っとしたやつが以外に残ってプロになってんだよな」
スクールを変えて息子も私ももっと加速してたいという気持ちが大きかったが、
ずっとドリフトしてる感じ。
でも、コーチはいう。
「小さくまとまるな」
いつも言うことが抽象的で理解に苦しむんだけど、
私たちなりにいろいろ考えた。
学校もテニスも大変になってきて、練習を休みたがったり、
課題を提出しなかったり、だらけてきた。
「ふざけんなっ!!」と何度か怒って大喧嘩にもなった。
たまたま曜日によって集まるメンバーに偏りがあったので練習を週5から週4に変えた。
単細胞人間の息子。早速休みの日はゲームの日になった💢
でも、息子の表情が明るくなって嫌なトレーニングの日も愚痴を言わずいくようになった。
ちょっと頑張れば休める日がある。
楽しいことをやろう、と思うと余裕ができたのか。
(本当は宿題をやる日ということで練習を減らしたんだが)
テニスを頑張りたい=他はいらない ではないと思った。
バランスだよな。
コーチも減らすことには何も言わなかった。
低迷している時は次のステップにいけるというサインであると思うようにしている。
ジャンプの時に膝を曲げて低くなるみたいに。
キャパが小さい息子だから休みが一番の潤滑油だったんだな。。(T . T)